2010年11月アーカイブ

森林療法フォーラム2011 in しもかわで行われたワールドカフェの報告です。

 

佐藤 栄児

~ワールドカフェとは会議室で行われる会話ではなく、「カフェのような創造的でオープンな場で行われている対話を通じて知恵とアイディアを生み出す」というコンセプトを持った対話のプロセスである~

 

 9月とはいえ、やはり北の大地は寒かった。僕の想像よりもずっと・・・。

帰ってきたら暖かいように宿の暖房をセットして、僕たちはガーデニングフォレスト フレペに向かった。丁度夕日が沈むタイミングで長い道のはるか向こうの空は、東京では考えられないくらい真っ赤に染まっていた。

 フレペは今年の春にオープンしたばかりの公園管理棟兼交流・ふれあいや憩いの拠点となる町の施設だ。命名はなんと奈須理事長。大ホールには樹木が枝を伸ばし成長していく姿を表した「樹状トラス構造」が採用されているらしく、自然を生かしたつくりで木のにおいがとても心地よく香る暖かい空間が広がっていた。下川町の隣、名寄市で「食工房おると」というイタリアンの菜園料理レストランをやっている古屋シェフによる旬の料理が会場を囲んでいる。ものすごく美味しそう。懇親会はこんな素敵な場所とお料理で行われる。そしてこの懇親会を更に盛り上げる為に今回もワールドカフェを行うことになっている。しかもワールドカフェの伝道者として各地を飛び回っている西村勇也さんにファシリテーターを務めていただけるのだから、ギャザリングで見よう見まねでやっていた僕としては非常に楽しみであった。いったいどんな風に懇親会が展開していくのであろうか。

  テーブルは6くらいに分かれていた。僕は一応スタッフなのでまだお話をしたことのない方々が多そうなテーブルにつき北海道限定サッポロクラッシックで喉を潤す。そしてローストビーフ×山わさび&大根おろしやかぼちゃのパンナコッタ、ジャガイモとチキンマスタードなどにガッツガッツと喰らいついた。旅をすると腹が減るのだ。めちゃくちゃ美味しい。ぐるりと見回してみると皆さんそれぞれお食事をしながら会話も進んでいるみたいだ。食事を取りながらお隣の夫婦とお話をする。地元がこちらで何となく足を運んでみたということだが札幌に住みながら自然に足を運び健康づくりをしているそうだ。

 さて、いよいよ西村さん登場。ワールドカフェの始まりである。

 

 西村さんは簡単なワールドカフェの趣旨を説明したあと5つの手順、ルールを説明した。

①4~5人のグループを作る②グループ替えがある③テーマがある④1名がグループ替えの際に残る⑤各テーブルの真ん中にある石(トーキングオブジェクト)を持っている人だけがお話をすることができる。

それぞれのテーブルに人が均等に移る。よく見ると各テーブルの真ん中には可愛らしい手の平サイズの石とマジックが置いてある。そしてテーブルクロスと思いきや模造紙がはられている。そして発表されたテーマ

「森林療法」~今日のフォーラムまであなたを導いたその原動力は何ですか~

会場がざわつく。さて、第1ラウンドスタート!

 

 それぞれが森林や自然となんらかで関わっている、というのは共通点だろうか。農業実習生、林業関係者、森林ガイドさん、地元の方、森林療法協会スタッフ・・・。それぞれが思う事を、体験してきたことを話し合う。大自然の中でそれぞれが森林療法ということに対しての思いを話す。それは壮大な夢もあれば職場としか見ていなかった・・・という意見も。僕なんかは自分の熱い思いは語ったらきりがないので控えめにして皆さんに石を流していく。この「石」、これをもっていないと話してはならない。このルールは話したい人だけの暴走を抑止することもできるし、話を聞きたい人にはそれを振ることもできてとても便利な「石」だ。20分くらいを3ラウンド行った。1ラウンド終わるごとに一人が残ってそこでの話の印象的だった部分をあとの方に伝えていく。他の方は別々のテーブルへ散っていくので全体で30名くらいの方が、終わる頃にはほとんどの方とグループで顔を合わせることになった。と思いとても感心した。

 

北の大地でたくさんの方のいろいろな立場の話を聞くことができた。特に、知り合いがあまりいない、でもたくさんの人の話が聞きたい僕にとって、普通に懇親会をしていたらこんなにもたくさんの交流は生まれなかっただろう。たくさんの方が集まったせっかくの機会を、今までは何となく内輪で盛り上がって終わっていたことをもったいないなと思った。場に居合わせたことも運命だが、その中に居るできるだけ多くの方と考えを出し合ったり意見を聞いたりつながる機会が飛躍的に増えるこのワールドカフェという方法にもいろいろな可能性を感じた。

第11回医療部会報告('10,7,25)

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富士宮市森林資源等活用健康推進協議会の

"富士山!カラダの学校"とは

医療部会代表 降矢英成

 今回の医療部会では、今年の4月から富士宮市で森林資源を活用して始まった健康増進の取り組みを学びました。

主体は、「富士宮市森林資源等活用推進協議会」という組織で、地元自治体や医師会、森林管理署、環境団体、医療機関、観光関係者などから構成されており、自然環境を活用した健康増進プログラムを通じて、社会福祉に資するとともに、地域振興を推進することを目的としている、とのことです。

この協議会に医師会の代表として参加している朝霧高原診療所の山本竜隆所長、および環境団体として参加しているNPO法人ホールアース研究所の平野事務局長のお世話をいただき、行なわせていただきました。

まず、初めに、朝霧高原で自然環境も活用したホリスティックな医療を行なっている朝霧高原診療所の見学を山本所長のご案内で行い、自然治癒力を増強することを中心とするホリスティックな医療観をそれぞれが実感したようでした。

その後、この協議会が始めた「富士山!カラダの学校」についての説明を平野事務局長よりうかがいました。静岡大学の保健体育の専門の杉山康司教授を校長にお願いして、森林散策コースの①距離、②高低差、③所要時間、④消費カロリー、⑤運動強度について、指定した6つのコースすべてきちんと調べていることはとても素晴らしいと感じました。

そして、実際の指定コースの見学、体験に2台の車に分乗して向いました。まずは、「湿原・湧水巡りコース」の一部になっている家族向けハイキングコースを車で通りながら見学しました。このコースは東海自然歩道にも指定されていて、文字通り富士山の豊かな湿原や湧水に触れながら散策できるコースです。高低差40m、運動強度3,8METsと運動強度は低いものの、時間140分、距離7,0Km、カロリー消費量は395kcalと運動効果の多いコースでした。

その後、やや離れた場所にある「朝霧ナイスビューコース」へ移動しました。このコースは高低差240m、4,5METs、時間100分、距離4,6Km、消費カロリー415kcalという設定で、高低差もあり、運動強度も高いコースで、一番高いポイントからは駿河湾も見えるようになっており、負荷が強い分、展望が良い設定になっていました。

最後に、「身近な森林散策コース」という標準的なコースを、健康運動指導士の指導の下に実際に散策してみました。参加者の方は早く森を歩いてみたかったようで、皆さん喜んで取り組んでいました。このコースは、高低差100m、4,7METs、時間40分、距離2,0Km、消費カロリー150kcalという設定で、時間は短いですが、中々歩きごたえのあるコースでした。このコースは田貫湖ふれあい自然塾からセルフで(ガイドなしで)回ってこれるように設定したとのことで、途中に10箇所もの案内板を表示して、今どこにいるかがわかり、この地点でストレッチをやること、などの指示が表示されていました。

真夏に行なったため、熱中症の心配もしていましたが、最後のほうで雨が降ってくれたのがむしろ涼しさを感じさせてくれました。最後に、再び朝霧高原診療所に戻って質疑応答を行い、静岡市の参加者からは意外に近いので、今後活用させてもらいたいという声が聞かれました。

また、このプログラムは「運動」を主たる目的としたものですが、今後は「こころ」のケアに適した富士山中腹のブナやモミ、ヒメシャラなどが美しい富士山自然休養林も活用した心身両面の森林活用が始まるそうです。今後の活動に期待したいと思います。

 


森林療法ギャザリング@京都御苑

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小雨と深緑を楽しむ

理事、関西及び中部世話人 牧村好貢

 

今年の梅雨時の雨量は本当にすごかった。そんな折、5月に予定していたギャザリングは大雨注意報が出て急遽中止になり、7月11日に延期となった。ところが、この日も予報ではかなりの雨になりそうということで、私以外のもう一人の名古屋からの女性が参加を見合わせることになり、開催も危ぶまれるほどだったが、意外なことに傘をさしたり閉じたりで、静かな御苑の【母と子の森】での森林療法ギャザリングだった。 

 多くの人が初めて訪れた案内所(お勧め)で、御所の歴史や自然の事と企画展のCOP10のパネル展を見てから、森に向かった。スタートしてまもなくの池で、カワセミに出くわして一同感動。これも雨のせいで人が少ないため。雨に感謝だ。また、珍しい清楚なタシロランも見ることができた。雨が止んだ合間を狙って、樹林気功と呼吸法をする事ができたのも幸いだった。御苑の美しい松林の中で、多少湿気の多い空気を胸に入れるのも気持ちのよいものだった。腰を下ろして、ゆっくりセルフカウンセリングや話し合いをする事はできなかったが、母と子の森のうっそうとした雑木林の散策はとても気持ちのよいものだった。湿った空気感、マツバのかすかなニオイ、やわらかい腐葉土と土の感触、鳥たちの声などなど、京都特有の暑さにも大雨にも見舞われず、とても気持ちのよいものだった。貸切のカフェでは、参加者の話が弾んだ。

森と健康についての体験を語ってもらった。

農家の手伝いや山の手入れなど、疲れるから癒される。山菜摘みなど集中すると癒される。

 また森の中で、ハンモックにゆられているととてもいいなど、それぞれにいい経験をお持ちだ。また、「楽しいと免疫が高まって、健康につながる。」「今の自分の気持ちを振り返ることが、大切。」「誰かを癒してあげるのではなく、自分も森で癒されたいので、一緒に元気になれたらいいなと思う。」などなどそれぞれに実践されておられる中からの言葉には実感がある。自分なりのセルフチェックシートを作って参加者に書いてもらっている人がいて、とても効果を感じているとのこと。

 協会に対して思うことときくと、やはりもっと活動回数を増やし、意見交換をする場やアドバイスをもらえる場がほしいなど期待感が大きかった。資格制度の質問もあり、また、「各地で活動を行う人か増えていけば、森で元気になる人が増えるのでは?」という意見のように参加者其々が、社会や周りの人たちと接する中で、森林療法のニーズを強く感じているようで、ネットワークの大切さや協会活動の一層の活性化を望む熱心な参加者が多かったように思った。協会は明快なメッセージを発信することを求められている。

 主催事業ではないのですが、7月に北海で立て続けに森林療法の行事が二つあったので、当会のギャザリングとしても位置づけてもらいながら実施しました。

 

 一つ目は、11日の午前中に実施した札幌北大植物園での「身近な森林のささやきにふれる〜森林療法の実践」というNPO法人ホリスティック医学協会/北海道事務局主催の行事です。

 まず室内で森林療法ミニレクチャーを行った後で北大植物園へ移動。準備体操としてスワイショウ(簡単な気功法)をやってからワールド・カフェにならい45人のグループに分かれて園内散策。25名の参加者間の対話がはずむための工夫です。今回は事前に手稲さと川探検隊のみなさんを中心にホスト役をお願いし、スケッチブックとクレヨンを各グループに1セット用意して歩いている途中で何か浮かんだら自由に書いてもらえるようにしました。言葉は苦手だけど絵は得意という方もいらっしゃいます。

 また、トーキング・オブジェクト(それを持っている人が話しをできてそれを置くまで他の人は聞き役に徹する)には、その辺に落ちている森のものを探して使ってもらいました。トークのテーマは「あなたの心安らぐ場所はどこですか?」。

 園内散策では、適切に管理された芝生に巨木が立ち並ぶゾーン、自然の遷移に任せて管理していない自然林ゾーン、国内外の様々な樹種が植えられ人の管理の元で立派に育っている樹木園ゾーンとタイプの違う3つのフィールドを訪ねました。

 一通り巡った後は、メンバーを入れ替えて木陰の切り株のベンチとテーブルで対話の第2ラウンド。続いて478呼吸法を体験してもらってから、自分の「心安らぐ場所」に散ってもらってそこで呼吸法をしてもらいました。

 最後に室内に戻ってふりかえりの時間。個人的に反省点は沢山ありましたが、アンケート結果に手応えを感じました。

 

 二つ目は、25日の午前中に実施した旭川神楽岡公園での「森カフェ in 神楽岡公園」というNPO法人緑の探検隊の主催行事です。毎年この時期に開催して3年目ですが、今回はワールド・カフェの要素も盛り込んでかなり進化しました。参加者は27名。

 こちらも11日の行事と途中まで同じ流れで進行しましたが、歩いているときはスケッチブックとクレヨン、トーキング・オブジェクトは使わず、木陰のベンチ&テーブルタイムのときから使い、合わせて夏バテ予防ブレンドのハーブティーでリフレッシュ。トークのテーマは「あなたの元気の源は何ですか?」。

 さらに、気功の先生とのコラボで八段錦という気功法を体験。とどめは、室内でのエッセンシャルオイルを使ったバスソルトづくり。これもアロマ関係者とのコラボです。

 非常に盛りだくさんな内容でしたが、緑の探検隊のみなさん、そして春まで同じ職場で仕事をしていた仲間のおかげで思いのほかスムーズに終えることができました。

 参加者の中にもかつて下川に住んでいた方々やツアーで来てくれた方などご縁がある顔がちらほら。森がつなぐ人の縁に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 そうそう、親子で参加してくれたペアが二組いて、子どもがいるときにはスケッチブックとクレヨンがとても効果的だったことを報告しておきます。あ、そういえば、スケッチブックの上に落ちた木漏れ日と影を写し取っているグループがあり、その発想の豊かさに感動。これも森のなせる業でしょうか。

代表理事 奈須憲一郎

梅雨時の開催でしたが集合時間には晴れてすっきりとしたお天気に恵まれました。今回は男性5名と女性2名計7名の方が参加してくださいました。3グループに分かれてゆっくりと進んで行きます。境内まではとてもたくさんの方でにぎわっています。途中参加者の方それぞれと、スタッフが顔あわせできるようグループをシャッフル。神前での婚礼の行列はとても良い雰囲気で、外人さんは必死にシャッターを切っていました。花しょうぶの池でも多くの人たちが撮影に忙しくしていました。境内を抜けると急に人が少なくなり、森が深くなります。やがて開放感一杯の芝生広場が広がり、気持ちのいい風が吹く喧騒のない絶好の場所へ。再び全員が大きなスギの木陰に集合しました。

     

 ここでティータイム。今回はアイスカモミールティーをご用意いたしました。そして森林療法についてのミニレクチャー、五感を開く準備体操。すこしからだがほぐれたところでワールドカフェin 明治神宮の杜のオープンです。

 今回は3つのカフェをご用意しました。それぞれのカフェには大きめの画用紙を準備、皆さんのアイデアはその場でどんどんそこの画用紙に書いていってもらいます。さて、今回はどのような話が展開していくのでしょうか。

3クールに分けてみなさんがそれぞれのカフェに顔を必ず出すようにします。ここからはそれぞれのカフェでのみなさまの意見をまとめてみました。

お迎えしたお客様には自己紹介していただき、それぞれが来た理由や森林療法についての期待、協会に対しての要望などをキーワードにカフェを展開していきました。それぞれのカフェで出た意見を①それぞれの森林療法への思いなどいろいろ②協会への期待③本日の感想に分けて並べてみます。

①それぞれの森林療法への思いなどいろいろ

森の力を多くの人へ伝えたい。現在は子供達に自然の素晴らしさを教えています。大人達にも必要な要素はたくさんあるが、どのように伝えていけるか考えている

森林の気持ちよさを知りたい。自然の多いところに住んでいるが事務仕事であまりその恩恵を得られていない。ストレスが溜まっていると思う。最近意識して徒歩での通勤で自然の中を歩くようになったら気分が変わった。

森林浴が好きでよく一人で出かける。森林療法って何をするものなのか知りたくて来ました。

西洋医学でいう薬というものに疑問を感じている。自然の力を借りて人間の心の病を回復できるのではないかと感じている。

自分がうつ病だった時、森林療法を知っていたら、あんなに悩まなくて良かった。

開運森林療法を目指している。

鎮守の森にはトレッキングコースがあるので、パワースポットと合わせられる。

うつ病の時、山寺で瞑想して楽になった。自分と向き合い、対話することが大切。

森の中で人と話をすると、心が開放される。

ヨガ・セラピー弁当、ごろ寝などのプログラムでは、東京から長野まで客を呼べない。

長野ならではのもっと森と強く関わるプログラムがあっても良い。森林施業など。

病気の治療は、通院時だけでなく、自分や家族にできる毎日のケアが大切。森林療法も自分で健康になろうとする姿勢が大切。

今は、ネイチャーゲームを自然学校でも行わないが、エッセンスは森林療法にも応用できる。

自然学校は子供が多い。大人向けプログラムとして、癒しプログラムは可能性がある。

癒すという動詞は辞書になく、癒えるという自動詞のみ載っている。癒しは自分の中から自発的に起きるもの。

②協会への期待

以前、自律神経のデータを測ってすごく納得できた。この素晴らしさをまわりの方に伝えていくのに、なにか協会のほうで認定などあるとよいとおもう。

座学中心に聞きたい人、作業療法に興味がある人、運動療法的なことを求めている人などいると思います。たくさんのメニューがあるといいのではないでしょうか。

心にキズを負っている方などが話し合う場としてこのような場の提供

森林療法を行う人材を育ててほしい。

どんな場所があるのか、情報がほしい。

森林療法は、多様なアプローチが必要。

森療時間で作業を行った時、意外と楽しくすっきりした。

腰痛もちなので、激しいプログラムは心配。

  森林療法ギャザリング in 菅平で作業体験を実施してみたい。

腰痛があるので、間伐や草刈りなどの作業は心配。

どんな自然療法があるのか、情報がわからない。

街中でのギャザリングと同時に地方の森の中でも時々やってほしい

より多くの人が参加しやすいように、初級、中級、各種部会など様々なニーズにきめ細かく対応する事が必要になってきているのではないか。

森林療法を受けられる情報がほしい

③本日の感想

3回目の参加、毎回色々なかたがたとお話して意見を吸収しながらゆっくりと歩んでいく感じがよい。

このように自然の中で話し合うということが体験できたことが素晴らしい。

東京の人はこんなに多くの緑に恵まれていて本当に幸せだ。健康な人をもっと増やさなければ。

どの自然療法が自分にあっているか、自分で探す過程が癒しにつながる。

 今回、リピーターの方はもちろん、森林関係・教育関係・医療関係・自身の森林での体験をお持ちの方・東洋医学に興味をお持ちの方など幅広い分野からの人々が集まり、多様な意見が出ました。今後のギャザリングを通してこれらの意見から森林療法がよりたくさんの方々の心と体の健康のために役立つような協会運営の参考にさせていただきたいと思います。みなさまご協力感謝です。今回も会の終わりに参加者の方から森林での朗読を披露していただきました。森にまつわるお話に心が穏やかになり帰路につきました。

佐藤栄児

小春日和に恵まれて第2回のギャザリングは開催されました。新宿御苑はJR新宿駅南口から徒歩で10分以内にある環境省が管理する公園です。広さ583ha、周囲3.5Kmの庭園には、プラタナス並木が美しいフランス式整形庭園や広大な芝生とユリノキが高くそびえ、明るくのびやかな景観を呈しているイギリス風景式庭園、昔ながらの日本庭園を巧みに組み合わせており、近代西洋庭園ともいわれております。また、数少ないわが国の風景式庭園の名作とされています。

 新宿門を入ると早速大きなハクモクレンの花が満開でお出迎えしてくれました。その木の下で集まった方々、スタッフと挨拶を交わし飯田さんの案内で園内を散策。母と子の森に向かう途中のヒマラヤスギやモミジバスズカケの巨木は新宿にいることを一瞬のうちに忘れ去るくらいのインパクトがあります。その先のラクショウは湿地での成長の気根をたけのこのように地面から天に向かって突き出しています。この気根とは呼吸や吸廃湿(空気中からの水分収集・あるいは余分な水分の排出)を担うそうです。不思議な光景。どんぐりの森で各自にシートを配りゆっくりと過ごした後、芝生の広場で森のカフェを行いました。

 

今回の参加者は6名。スタッフも混じって二つの「カフェ」を作ってお話をしました。温かいカモミールティーで3名のお客様とはじめのカフェ。まずは自己紹介をしました。その中では僕も含め参加者の方全員がそれぞれ自分の心あるいは体が幾分つらかった時期に、自然の中で回復をした感覚を得たという体験を持っていました。

続いて「身近な森」についてどのような感想を持ったのかを聞いてみました。すると以下のような意見が聞かれました。

・ 都心の中の良く整備された公園は安心。

  人がたくさんいるので不安にならない。いつ来てもその季節の花などが楽しめるような工夫がなされている

そしてそのような森の活用について

  一人で歩くことも出来る環境なので考え事をしたりするのに普段活用できれば自分の気持ちに気付く機会になり、そうなるとうつの予防や今多い自殺の予防にも役に立つのでは

  自分もつらかった時に近くの森で木の温かみを感じて生きる力をもらった体験がある

この辺でカフェのお客様の入れ替え。こちらでも簡単に自己紹介をしてもらいました。みなさまはそれぞれご自分なりに自然療法に興味を持ちお勉強をなさっていました。森林療法のあり方について少し意見を聞いてみました。

  身近な公園は今日が初めてで、里山や大自然の森の中でも森林療法を体験したことがある。それぞれが全く違った良いところがあり感じることも全く違う。」

  いろいろな楽しみ方や自分を癒す方法、そのスキルを知りたい人もおおいのでは。自分が老化現象だと思っていた睡眠障害が、森林のボランティアをして以来、スッカリ直ってしまった。

 

話がどんどん発展して行きます

  たくさん体を動かせるようなものが自分にとってのストレス解消になる。そういったイベントがあるとうれしい

  初めての森林療法の体験がブナの天然の森であった。その感動から今の自分がある。身近な公園のよさを改めて知ることが出来てよかった。これを基本編として応用もあってほしい

  誰かに何かをしてもらうのではなく、セルフケアの方法を知ることが出来るような内容がいいのでは

    

今回は体験者が多く、今後の森林療法協会の方向性について重要な意見がたくさん聞かれたと思います。基本に立ち返って・・・ということで身近な森でのカフェ。東京・中部・関西・北海道でのこの活動の中で聞かれるみなさまの意見が、今後の協会の勉強会やイベントにつながっていきます。そして多くの方に森林と健康を結びつけるきっかけ作りが出来たらと思います。

佐藤栄児

 多くの人々と広く森林療法について語り合いながら、活動を進めていきたい、そんな理事会での対話から生まれた「森林療法ギャザリング。参加者11人のうち新規の参加者が9人と多かったのが意外でした。

 当日になって急遽ワールドカフェ--「知識や知恵は、機能的な会議室の中で生まれるのではなく、人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことのできる『カフェ』のような空間でこそ共創される」という考えに基づき、議論を発展させていく手法--を参考にして、全体を3つの「カフェ」に分けてそれぞれにホスト役の理事がつき、メンバーをシャッフルしながらいろいろなテーマで語り合いました。

 暑いくらいの好天に恵まれた当日の明治神宮はカフェのような空間として理想的な役割を果たしました。

 それぞれのカフェでどんな対話が行われたのか、ちょっとのぞいてみましょう...

 飯田カフェでは...▼森林療法とは?/森の気をあびる/エネルギーのチャージ、対未病だけど、医療にも通じる/森の中で元気になる/自分の行ったところのない場所に行ける/でかけるきっかけを作るもの/自然との対話/自分の中に入る/人の話に興味を持って耳を傾ける/いろんなグループとつながれる/森と自分との関係を考える/一人では森に行きたくないので、誰かと行ける/申し込んで行くだけなので気軽/どこに行こうか考えなくてよいので楽/室内で行うヨガや気功をできる/仕事として成り立たせたい/木の説明が楽しい/きづきが得られる/ただ来るだけではない+αがある/感じるチャンス/34人くらいが良い/今日の2,000円は高いと思わなかった▼今日来たきっかけ・森林療法を広めるには?など、その他もろもろ/テーマが森林なので悪い人はいないだろう/森を歩くだけでよい/友達をつれてきたい/パワースポットを感じたい/知らない道を知ることができた/森に行こうと思った時点で元気になる/この森にはこんな良い場所があるというアピールがほしい/誰かと、感じたことを分かち合いたい/木の話などがHPに紹介されているとよい。

 佐藤カフェでは...印象的な話がたくさん聞けました。一つの話から色々展開したりしておもしろかったです。あちらで話ができなかったことや、そちらでの話のヒントからこちらで違う話ができたりというふうな展開があったのではないでしょうか。とてもよい天気だったし、楽しかったです▼森林療法と聞いて、どんなイメージを持ってきた?/明治神宮の森を歩いてみたかった/自然農/工場跡地などの広い土地を森にしたりできないものか/ニューヨークのスラム街などのちょっとした土地にはポケットパークというちょっとした公園を造ったことで治安が良くなったらしい/これからはエコロジーの観点で林業が盛んになると聞いたことがあって興味を持っていた/森の幼稚園というのを聞いたことがある/人が寄り付かない場所、一人だと危険というイメージも。みんなで歩くと安心して歩けた▼どんなふうに活用、発展できそうか/うつや自殺の防止などにつながらないか/気持ちが落ち着く、安らぐ自分自身の心のケアにつながるのでは/自分の母ががんの末期で外泊に連れ出し森に連れて行ったら自分の足で歩きたいという気持ちが芽生えそれ以降少し歩けるようになった。再入院後も森に出かけた話を楽しそうにしていた/森に出かけるきっかけを与えることができる。森に行けばあとはそれぞれが色々なことを感じることができるから、まずはそこにいくきっかけづくりになってあげればよい。

 降矢カフェでは...▼参加した動悸/明治神宮の森を歩いてみたくて/明治神宮という場所に魅かれた▼森林療法の普及について/PRそのものがもっと必要/「療法」なので医療機関でもっと積極的にPRするほうが安心感があって普及しやすいと思います。そういう設定なら参加する人が多いと思います。

...いろんな話題が展開しながらもどこかでつながっている、そんな印象を持ちました。

 オプションで、自然文学朗読家の横川明子さんに「海からの贈りもの」を朗読してもらい、静かな気持ちになってギャザリングを終えることができました。


 今回はぶらりぶらりと森を歩きましたが、今後も森林療法初心者が多い場合は、もう少し森林療法的なガイドも交えて歩くと良いのかなと感じました。
 

 その後の理事会もカフェの延長線上でとても前向きに対話が進み、ギャザリングのpart2part3や森林療法フォーラムの日程・場所も次々と決まり、淀んでいた流れが一気に流れ出しました。

 コミュニケーションを円滑に進めるための装置あるいは舞台としての森林の役割をリアルに感じた一日でした。会議ストレスの予防にもなるし、森での会議をもっと広げていきたいです。話題の「鳩カフェ」も森でやってみてはどうでしょうね?

代表理事 奈須憲一郎

 

理事会便り~2010年9、10、12月

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 日時 2010925日(日)22:0024:00 北海道下川町森のなかヨックルA

    20101018()12:3015:00赤坂溜池クリニック会議室

    2010126()18:0022:00 国立オリンピック記念青少年総合センター301

9月から12月にかけて、3回にわたって理事会を開催し、今後の活動について方向性をまとめました。


森林療法ギャザリングから見えてきたこと

 昨年12月から実施した森林療法ギャザリングでは、合計6回、のべ46人の方と森と健康のこと、協会の活動について活発な意見交換を行ってきました。このギャザリングを通して見えてきたことは二つあります。一つは「森に行って健康になりたいという気持ちを持っている人が多くいること、もう一つは「森に行って健康になることを人に伝えたい。」という気持ちを持っている人が多くいることです。そこで、この二つをテーマとした活動を行うことを決定しました。


  1. 森林セルフケア体験会の実施

 森林療法ギャザリングを「森林セルフケア体験会」と名称変更して実施します。森林セルフケアとは、「森に行って自然に無理なく自分自身をケアする健康法」です。今までのギャザリングは森林療法について語り合うことを主な目的としていましたが、この森林セルフケア体験会は、森の中でできるケアの方法を体験し、自分と森と健康についていろいろな視点から探ってみようというものです。都市にある森から山深い森まで様々なフィールドで開催し、その場所での体験と自分の健康の関わりについて、ワールドカフェ方式で語り合いながら一人ひとりの森林セルフケアを見つけるお手伝いをします。


2.森林セルフケア講座の実施

昨年から休止していた研修会を「森林セルフケア講座」として新たなカリキュラムにて再開します。

20097月までの研修会は、森林を案内するガイドのための内容が多く入っていましたが、「森に行って自然に無理なく自分自身をケアする健康法」を学ぶ講座として内容を一新して開催します。なぜ森林で健康になれるのかなど、もっと詳しく勉強をしたい方のための講座です。この講座を学んだあとは、森の中で自分をケアする方法を自分で見つけることができることを目標にカリキュラムを組みました。室内編1日、実地編1日のカリキュラムです。


森林セルフケア講座~室内編 カリキュラム

森林療法概論

森林療法とは、森林のなりたち、日本の森林の現状、森林での安全管理

森林の健康効果

心とからだの健康のしくみ研究報告、実施事例

森林セルフケアのメニュー

五感をひらく樹林気功・呼吸法運動療法的な体験自然観察的な体験心理療法的な体験ひとりで過ごす体験森林作業体験などのメニューの紹介

森林セルフケアフィールド

勾配度樹種、場所など、様々なフィールドの紹介。


振り返りの時間

今日の話を聞いて、自分が感じたことを整理する時間

関東では2011226()(別紙チラシ参照)、関西では2011528()に実施予定です。

森林セルフケア講座~実地編 カリキュラム

実地は、いくつかの森林セルフケアを体験する講座です

五感を開く体験

五感を一つ一つ開く

樹林気功・呼吸法の体験

腹式呼吸法など

運動療法的な体験

脈拍を120くらいまで上げて歩く

自然観察的な体験

じっくり観察しながら、好きなものを自分で選ぶ

心理療法的な体験

ふりかえりシートを用いて森に入る前と後の気持ちに焦点をあてる

ひとりで過ごす体験

座ることが出来るシートを持って、一人で数分過ごしてみる。

振り返りの時間

自分自身を振り返って、何が自分に向いているかを考える時間。

関東では2011424()(別紙チラシ参照)、関西では2011529()に実施予定です。


  1. 森林セルフケアサポート研修(仮称)の実施

森林セルフケアを学んだあと、伝えたいという人のための研修会です。森を案内するガイドのための内容ではなく、森林で自然に無理なく自分自身をケアする方法を伝えるための研修会です。関東で65日に実施する予定ですが、まだカリキュラムが詰まっていませんので、これから考えていきます。


森の癒し案内人認定について

 森の癒し案内人の認定は引き続き実施します。研修会のカリキュラム変更に伴い、認定制度を変更しました森の癒し案内人とは「森を活用して自分自身をケアする"森林セルフケア"を学び、伝えることのできる人。」とし、森林セルフケア講座~室内編(旧基礎研修会・室内)+森林セルフケア講座~実地編(旧基礎研修会・実地)に加えて、森林セルフケア体験会1回+森林セルフケアサポート研修(仮称)に出席し、申請した人に認定します。201012月までに受講した研修会、部会などは以下の表にならって認定要件として数えます


認定制度:新旧対応表

【旧】201012月までの認定制度

【新】20111月からの認定制度

森の癒し案内人とは:森が健康に良いことを他の人に伝えることができる人材

森の癒し案内人とは:森を活用して自分自身をケアする"森林セルフケア"を学び、伝えることのできる人。

基礎研修会 室内(1日)

森林療法概論、医療分野と森林療法、福祉・療育分野の事例、森林・自然に対する基礎知識

森林セルフケア講座~室内編(1)

森林療法概論、森林の健康効果、森林セルフケアのメニュー、森林セルフケアのフィールド、振り返り

基礎研修会 実地(1日)

森林療法的なガイド実習、養生的な森林療法実習、森林カウンセリング実習、森林療法に適したフィールド

森林セルフケア講座~実地編(1)

五感を開く、樹林気功・呼吸法、運動療法的、自然観察的、心理療法的、ひとりで過す体験、振り返り

専門研修1回(1泊2日)あるいは

全国大会・森林療法フォーラム(1泊2日)

あるいは部会2回(2日)

部会に1回のみ参加していた場合、森林セルフケア体験会か森林セルフケアサポート研修(仮称)のどちらか一方の参加により認定要件を満たすものとします。2011年以降に開催される医療部会、森林療法フォーラムは認定要件に入りませんのでご注意ください。

森林セルフケア体験会1

200912月~201012月までの森林療法ギャザリング1回は、森林セルフケア体験会1回と数えます。

森林セルフケアサポート研修(仮称)1

すでに森の癒し案内人の認定を受けている人は、森林セルフケアサポート研修(仮称)を無料で受講することができます。

申請方法現行通り

       会員であること

   申請用紙にて事務局宛てに申請

   申請時、事務手数料として2000お支払いください。

   ・受理したのち、認定証を送付します。


森林療法フォーラム2011について(日程:20111022-23、場所:東京

 2011年の森林療法フォーラムは、東京で開催します。

 詳細なプログラムは未定ですが、22日の午前中に都会の森で森林セルフケア体験会、午後には会員発表、基調講演、懇親会を実施し、23日にはやや遠出をして東村山市の東京都立八国山緑地で森林セルフケア体験会を実施したいと思います。詳細は後日お知らせいたします。


事業計画ワークショップについて

会員の皆さんと一緒に事業計画を考えて、総会議案を作るワークショップを開催します。

こちらについては、これから詳細を考えていきます。


皆さまからのご意見・ご提案がありましたらよろしくお願いいたします。

(事務局 飯田 shinrin-jimu@live.jp


理事会便り~2010年6月20日

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日時 2010620日(日)17:0020:00

場所 赤坂溜池クリニック会議室

出席者:奈須憲一郎、佐藤栄児、降矢英成、牧村好貢、飯田みゆき


森林療法ギャザリングについて

 620日に3回目を明治神宮で実施し、8名の方が参加してくださいました。(理事会後の711日には京都御苑と北海道でも実施し、京都御苑には6名の方にご参加いただきました。)森を歩いた後にはワールドカフェ方式で話し合いを行い、森と健康との関係や協会の活動について活発な意見交換を行うことができました12月発行の会報誌には、1年間ギャザリングを実施してきた総括を載せたいと考えています。協会としての進むべき道を模索し始めてから約1年、会員の方と直接お話したり、メールやファックスでご意見をいただく中で、少しづつ方向性が見えてきています。12月の会報誌には、中途半端になっている資格や研修会のことも含めて、皆様にご報告できるようにまとめていく所存です。

 今後も、このギャザリングは続けていきます。今後は、基本スタイルはワールドカフェ方式をとりながら、森林作業や自然体験プログラムを体験するなど、幅を広げたギャザリングを企画していきたいと思っています。


森林療法フォーラム2010について(日程:92526日、場所:北海道下川町)

 申し込み先は、森林療法フォーラム 2010 実行委員会とし、共催のしもかわ森林療法協議会で宿泊の予約も受け付けていただくことになりました。参加者と交流したい方は、コテージの「森のなかヨックル」、温泉でゆっくりしたい方には「五味温泉」がおすすめです。

 ワールドカフェを体験できる時間を設ける予定です。

 少し遠いですが、ぜひこの機会に下川町へいらしてみてください。


今後の活動方針について

 12月の会報誌には、今後のある程度の展望を載せられるようにまとめていきます。今までいろんな方と話し合ってきた中で、森林療法に対して協会としてある程度の統一見解は必要であり、伝えていくことも考えていかなければいけないと感じています。森を活用して健康になろうとする人が増えるために、私たちにできることを具体的に提示していく時期に来ています。926日の理事会で話し合う予定なので、もう少しお時間をいただければと思います。

 

 新しく理事を選任しました。

牧村好貢氏を新たに理事に選任することといたしました。牧村氏は、今までも関西研修会などでご活躍されていたので、今後も中部関西地区を代表して当協会の活動にお力添えをいただけると思います。


皆さまからのご意見・ご提案がありましたらよろしくお願いいたします。

(事務局 飯田 shinrin-jimu@live.jp


理事会便り~2010年3月14日

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日時 2010314日(日)17:00~ 場所 新宿御苑近くの喫茶店

出席者:奈須憲一郎、佐藤栄児、降矢英成、牧村好貢、飯田みゆき、市川徳子 


森林療法ギャザリングについて

昨年126日に明治神宮で第一回、今年の314日新宿御苑で第二回を実施しました。第二回の新宿御苑では、一人の時間をとるなど、ミニ森林療法体験も行いました。その後の話し合いでは、森と人との関係についての様々な話をすることができました。今後は東京以外でも開催し、さらにいろいろな方とお話できる機会を作りながら、今後の活動につなげていきたいと思っています。

(京都御苑523日に予定していた京都御苑の森林療法ギャザリングは悪天候により711日に延期となりました。)

また、大自然での開催や、ゲストと一緒に考える会にするなど、森林療法ギャザリングの幅を広げていくことも視野に入れることになりました。


森林療法フォーラム2010について(日程:92526日、場所:北海道下川町)

タイトルは、「森林療法フォーラム in 環境モデル都市しもかわ 北の大地でギャザリング~森から生まれるエネルギー」と決定しました。下川町では開拓110周年記念行事の一つと位置づけるなど、地域ぐるみで開催をサポートしていただけることになりました。

理事会便り~2009年12月6日

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日時】2009126(土)17:0020:30

【場所】赤坂溜池クリニック会議室

【出席者】奈須憲一郎、佐藤栄児、降矢英成、飯田みゆき、市川徳子

 

●第10回医療部会について

20091122日、佐久森林インストラクター会のメンバーと一緒に活動を行いました。長野県北相木村での松橋先生の活動はとても興味深い取り組みなので、今後も関わっていきたいと思います。

 

●森林療法ギャザリングpart1明治神宮について

2009年12月6日に初めての試みで森林療法ギャザリングを実施しました。新たにホームページを見て参加した人が多く、「森林療法を実施したい」というより、「森林療法を受けたい、体験したい」という人が多かったようでした。今後1年間は森林療法ギャザリングを中心に活動し、今後の活動の目指すところを探っていく予定です。

 

●森林療法フォーラム2010について

会員相互の交流の機会ともなる森林療法フォーラムを2010年も開催することになりました。場所は要望の多かった北海道下川町、日程は2010925日(土)、26日(日)に決定しました。会員総会を25日のフォーラム開始前に行います。下川町といえば、精油抽出を伐採から体験できる場所として知られているので、精油抽出体験も含めたスケジュールを考えたいと思います。皆さま、今から日程のチェックをお願いいたします。

 

●植物療法ネットワークについて

ホリスティック医学協会主催の植物療法ネットワークに共催することが決定しました。日程は201094日(土)-5日(日)、場所は山梨県北杜市にあるキープ協会です。イギリスの植物療法をテーマに、園芸療法体験も予定されています。

 

※皆さまからのご意見、ご提案がありましたら、よろしくお願いいたします。

(事務局 飯田 shinrin-jimu@live.jp

理事会便り~2009年9月26日

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 森林療法フォーラム2009in草津の第一日目の夜、NPO法人日本森林療法フォーラムの理事会が開催されました。

【日時】2009927日(土)22:0025:00

【場所】ホテル中沢ビレッジ

【出席者】奈須憲一郎、佐藤栄児、降矢英成、飯田みゆき、市川徳子

 

今後の活動について

「森林療法ギャザリング」の定期的な開催を決定

前回の理事会では「森林療法とは、健康のために森林を活用すること」であり、NPO法人日本森林療法協会が目指すものは「森林を活用して健康になろうとする人が日本中に増え、気軽に実行できる環境を整えていくこと」であると、考えが集約されました。

 

 今回の理事会では、前回決定した4点の基本活動を具体化するために、現在、会員の皆様がどのように感じ、考えているのか、意見を聞きながら話し合うイベント「森林療法ギャザリング(ギャザーとは、集まりを意味します。)」を開催することを決定しました。

 各地の森で森林療法体験と交流の時間を持ち、皆様の意見を取り入れながら、今後の具体的な活動内容を考えていきたいと思います。

 第1回は、2009126日(日)13:0016:00明治神宮にて行うことになりました。今年一年、各地でこの森林療法ギャザリングを行い、皆様の意見を取り入れ、今後の活動に生かしていきたいと思います。

理事会便り~2009年7月18日

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 NPO法人日本森林療法協会の理事会が718日に開催されました。現在、理事会では、今後当協会がどのような方向で活動を行っていったら良いかを検討しています。

 

【日時】2009718日(土)18:3022:00、【場所】 赤坂溜池クリニック

【出席者】降矢英成、奈須憲一郎、五味愛美、佐藤栄児、飯田みゆき、市川徳子


NPO法人日本森林療法協会として、今後どのような視点で、どのような活動を行っていくかを話し合いました。

 

まず「森林療法とは?」ということから話し合いを始めました。その結果、「健康のために森林を活用すること」ではないかということになりました。森林を活用する活動には様々ありますが、「健康」という目的のために森林を活用するものが森林療法であり、「健康」という言葉の中には、健康増進、病気の治療、福祉・療育分野も含まれると考えられます。


では、NPO法人森林療法協会の目指すところは何でしょうか?それは、「森林を活用して健康になろうとする人が増えること」ではないかと考えました。森林保養地、病院の敷地、近所の公園など、様々な森林を活用して、健康になろうとする人が日本中に増えることが、当協会の目指すところではないでしょうか。


次に、そのためにどのような活動を行っていくことが必要かを話し合い、以下の4点の活動が基本の活動として挙げられました。

 

森林に行って健康になろうとする人を支援する。

森林に行って健康になろうとする人を受け入れる人材を育てる。

健康な森林作りと森林の紹介。

健康のために森林を活用する全ての人を繋いでいく。


今後は、この4点の活動に対して、具体的な活動内容を検討していく予定です。

開催日2010年12月5日(日)13:0016:00

場 所:新宿御苑

集 合:新宿門前 13:00(入園せずにお待ちください。)

JR、京王、小田急線 新宿駅南口 徒歩10分、

副都心線 新宿三丁目駅E5出口 徒歩3分、

丸ノ内線新宿御苑前駅出口1 徒歩5分、

都営新宿線新宿三丁目駅C1,C5出口 徒歩5

参加費:会員 1,000円/非会員 2,000(入園料200円を含みます)

(当日お支払いください。つり銭のないようにご準備をお願いします。)

申込み方法:下記のお申込み内容をメールにてご連絡ください。

メールアドレスをお持ちでない方は、FAXをお送りください。

E-mailmiyuki94-mirhea@sam.hi-ho.ne.jp

Fax03-5697-5258(飯田) 

主催:NPO法人日本森林療法協会 http://j.forest-therapy.org/

 

 

 

開催日20101114日(日)13:0016:00

場 所:名古屋東山公園駅より車で約7分

集 合: 13:00 

集合場所は、お申し込みいただいた方にお知らせいたします。

参加費:会員 1,000円/非会員 2,000

     +タクシー代割り勘

(当日お支払いください。つり銭のないようにご準備をお願いします。)

申込み方法:下記のお申込み内容をメールにてご連絡ください。

メールアドレスをお持ちでない方は、FAXをお送りください。

 E-mailmaki-esn@green-fellow.jp
 Fax
052-916-2414

主催:NPO法人日本森林療法協会 http://j.forest-therapy.org/

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