森林療法ギャザリング北海道編報告

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 主催事業ではないのですが、7月に北海で立て続けに森林療法の行事が二つあったので、当会のギャザリングとしても位置づけてもらいながら実施しました。

 

 一つ目は、11日の午前中に実施した札幌北大植物園での「身近な森林のささやきにふれる〜森林療法の実践」というNPO法人ホリスティック医学協会/北海道事務局主催の行事です。

 まず室内で森林療法ミニレクチャーを行った後で北大植物園へ移動。準備体操としてスワイショウ(簡単な気功法)をやってからワールド・カフェにならい45人のグループに分かれて園内散策。25名の参加者間の対話がはずむための工夫です。今回は事前に手稲さと川探検隊のみなさんを中心にホスト役をお願いし、スケッチブックとクレヨンを各グループに1セット用意して歩いている途中で何か浮かんだら自由に書いてもらえるようにしました。言葉は苦手だけど絵は得意という方もいらっしゃいます。

 また、トーキング・オブジェクト(それを持っている人が話しをできてそれを置くまで他の人は聞き役に徹する)には、その辺に落ちている森のものを探して使ってもらいました。トークのテーマは「あなたの心安らぐ場所はどこですか?」。

 園内散策では、適切に管理された芝生に巨木が立ち並ぶゾーン、自然の遷移に任せて管理していない自然林ゾーン、国内外の様々な樹種が植えられ人の管理の元で立派に育っている樹木園ゾーンとタイプの違う3つのフィールドを訪ねました。

 一通り巡った後は、メンバーを入れ替えて木陰の切り株のベンチとテーブルで対話の第2ラウンド。続いて478呼吸法を体験してもらってから、自分の「心安らぐ場所」に散ってもらってそこで呼吸法をしてもらいました。

 最後に室内に戻ってふりかえりの時間。個人的に反省点は沢山ありましたが、アンケート結果に手応えを感じました。

 

 二つ目は、25日の午前中に実施した旭川神楽岡公園での「森カフェ in 神楽岡公園」というNPO法人緑の探検隊の主催行事です。毎年この時期に開催して3年目ですが、今回はワールド・カフェの要素も盛り込んでかなり進化しました。参加者は27名。

 こちらも11日の行事と途中まで同じ流れで進行しましたが、歩いているときはスケッチブックとクレヨン、トーキング・オブジェクトは使わず、木陰のベンチ&テーブルタイムのときから使い、合わせて夏バテ予防ブレンドのハーブティーでリフレッシュ。トークのテーマは「あなたの元気の源は何ですか?」。

 さらに、気功の先生とのコラボで八段錦という気功法を体験。とどめは、室内でのエッセンシャルオイルを使ったバスソルトづくり。これもアロマ関係者とのコラボです。

 非常に盛りだくさんな内容でしたが、緑の探検隊のみなさん、そして春まで同じ職場で仕事をしていた仲間のおかげで思いのほかスムーズに終えることができました。

 参加者の中にもかつて下川に住んでいた方々やツアーで来てくれた方などご縁がある顔がちらほら。森がつなぐ人の縁に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 そうそう、親子で参加してくれたペアが二組いて、子どもがいるときにはスケッチブックとクレヨンがとても効果的だったことを報告しておきます。あ、そういえば、スケッチブックの上に落ちた木漏れ日と影を写し取っているグループがあり、その発想の豊かさに感動。これも森のなせる業でしょうか。

代表理事 奈須憲一郎

このブログ記事について

このページは、事務局が2010年11月27日 14:59に書いたブログ記事です。

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