役員コラム⑭「「無のゆらぎ」と「1/fゆらぎ」」

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メールマガジンと連動して、NPO法人日本森林療法協会の役員がリレー形式でコラムを掲載して参ります。
第14回目は理事の山野 勉さんです。



「無のゆらぎ」と「1/fゆらぎ」

山野 勉


最近、面白い話を聞きました。僕がいま受講している千葉シニア自然大学専攻科の「宇宙論入門、第2の地球はあるか」という講座でした。先生は東大の特任助教授で東京天文台や、ハワイ観測所の研究員をされていたという専門家です。


先生から宇宙誕生の話があり、『今から138億年前に「無のゆらぎ」から宇宙が生まれ、また、私たちの身体は、宇宙の星々の中で生まれて、撒き散らされた元素から誕生した。』ということでした。


(一家に1枚宇宙図:一家に1枚宇宙図策定委員会制作:文部科学省、日本天文学会他監修)

 

この138億年前に宇宙を誕生させた「無のゆらぎ」が、僕にとっては自然界の「1/fゆらぎ」ではないかと思うようになりました。

 

ロウソクの炎、小川のせせらぎ、波の音、そよ風、みんな「1/fゆらぎ」です。人間の体のリズムも「1/fゆらぎ」だそうです。(ゆらぎ研究所HP


このゆらぎが宇宙の誕生から138億年にわたってさまざまな形で伝えらてきて、現在の地球上のあらゆる現象に影響を与えているのかと思うと、壮大なロマンを感じます。


そのように考えると、あまり小さいことにこだわらずに138億年のゆらぎに心から浸ることで、心と身体のバランスが調い、森林療法につながっていくような気がしています。


今から何年ほど前になるだろうか?福島と新潟の県境にある桧枝岐村からさらにデコボコの林道を1時間以上も入った沢で、一人で渓流釣りをした時のことでした。濡れた衣服を乾かしながら、心地よい日差しを浴びてぼんやりと沢の流れを眺めていたとき、たとえようもない不思議な感覚に陥りました。「なんだろう?なんでこんなに癒されるのだろうか?」と・・・。まだ森林療法という言葉も知らない時でした。


細かい理屈はやめて、ゆったりとした気持ちで森と向き合うことで、森のほうで自然と心と身体を調え癒してくれる、そのような森林療法(セルフケア、セラピー)を普及していきたいと考え始めています。

このブログ記事について

このページは、事務局が2014年12月11日 17:08に書いたブログ記事です。

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