新年の御挨拶

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2015年の新年の御挨拶を理事長の牧村 好貢より皆様へ申し上げます。

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新年明けましておめでとうございます。


みなさま今年も穏やかなお正月を迎えられてと言いたかったのですが、年末からの大寒波で震え上がった人も多かったのではないでしょうか。

私も今年は久しぶりに着物を着て鎮守の森に初詣に行こうと思っていたのですが、寒くて一瞬であきらめました。でも、初詣に行った際に、落葉広葉樹の森や並木を青空バックに見るとうれしくなります。

寒さに弱い私ですが、冬の枯木立の中を歩くのが好きです。冷たいけれど凛とした空気感が良いという人は結構多いのではないでしょうか。また、あと半月もすれば生命の芽吹きをを感じることができるのも楽しみです。


昨年は自然災害が多発した年でした。これから、どうやって自然と向き合うのかを考える年です。

いつも言っているのですが、最近の自然災害は人災です。温暖化然り、過度な開発然り、経済優先の価値観などです。昔の日本人の知恵を学び直さなければなりません。自然に対する畏敬の念、ほどほどに分かち合う知恵、百年先のひ孫たちのことを考える賢さ、強さ、優しさなど。


また、社会も格差だけでなく本当に病んでいます。貧しかった60年前までは心はもっともっと豊かで絆がありました。豊かになればなるほど目の輝きがなくなり、心が貧しくなるのなぜでしょう。


今年から女性の時代が始まるというのは、戦いや破壊から生み出す、つながる、再生する力のある女のパワーが求められるからです。

母なる海・大地・自然といわれるように社会を再生できる力が求められているからでしょう。


もうひとつ今年から本格的に始まりそうなのが、私たちの森に関することです。

世界中に二千万本の木を植えた宮脇昭さんが主導している東北での常用広葉樹による「緑の長城プロジェクト」が一気に増加の気配です。

また、国土の70%近くの森林を利用せず、外材に頼ったりコンクリートの建築を推進してきた国もやっと木造ビルを増やす計画です。

循環型社会と自然災害のことの重要性に気づいたということでしょう。多くの人が森に関心を持ち始め、森林療法が病んだ社会と人々の心を癒してくれることが期待されます。

協会メンバーの人のネットワークが拡がり、他団体とのコラボがより増えることでこうした動きを加速させる思いますので、皆様のご協力をお願いいたします。


ishinomaki.JPGのサムネール画像

(2013年5月石巻にて)


このブログ記事について

このページは、事務局が2015年1月 5日 11:15に書いたブログ記事です。

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