役員コラム⑯「嫉妬」

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メールマガジンと連動して、NPO法人日本森林療法協会の役員がリレー形式でコラムを掲載して参ります。
第16回目は理事の奈須 憲一郎さんです。



「嫉妬」


奈須 憲一郎

 

衰え続ける記憶力のなせる業かもしれませんが、私は30代前半までの人生の大半を嫉妬という感情とあまり向き合うこと無く過ごしてきたように思います。


血液型のABに典型的らしいのですが、他人は他人、自分は自分、という割り切りがはっきりしていたように思います。


しかし、30代中盤以降、急に向き合う機会が増えてきました。


他者から自分の足を引っ張られるような行為を受けることが増え、その原因を考えるうちに「これが嫉妬というものかもしれない」と意識するようになりました。


意識するようになると理不尽だと思っていた行為にも理屈を見出せるようになり、対処することが可能になるのは良かったのですが、その副産物というか、副作用として、自分の中の混沌とした自我の泥沼にも嫉妬の片鱗を見出すようになりました。


自分が持っていないものを他人が持っていることをうらやんだり、他人の活躍をねたんだり、そういう発想が頭に浮かぶようになって嫌な気持ちになることが増えました。


一方で、今までは避けていた自分と向き合える時が来たのかもしれない、とも思うようになりました。

嫌な自分、弱い自分、見ない振りをしてきた自分の一部をありのまま抱きしめるだけの包容力、それを身につける時が来たのかもと。


私は森林セルフケアを通じて木が自分を映す鏡の役割を果たしていることに気づきましたが、他者もまた自分を映す鏡なんですね。

そういえば、嫉妬という字にはいずれも女偏が付きますが、女性は鏡を見るのが好きですよね...最後はくだらないオチでスミマセン...Shit!

このブログ記事について

このページは、事務局が2015年2月13日 17:09に書いたブログ記事です。

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