役員コラムvol.23「森と選挙と満月と」

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メールマガジンと連動して、NPO法人日本森林療法協会の役員がリレー形式でコラムを掲載して参ります。

第23回目は理事の奈須 憲一郎さんです。



「森と選挙と満月と」

奈須 憲一郎


 5月の満月の日は、宗教的な文脈がいろいろあって、世界各地でウエサク祭だとか様々な儀式が行われると知りました。

 今年は5月4日の夜中の12時過ぎから、たまたま妻と子どもたちがお出かけしていたこともあり、満月の光を感じながら瞑想してみました。その時には、何か気づきを得られただとか、特に大きな変化は感じなかったのですが、夜が明けてから素敵な事が起きました。

 少し時間をさかのぼります。私は4月の下川町議会議員選挙で少数激戦の中、下馬評では当落線上にあると言われながらも、無事当選することができました。その選挙活動の終盤、地域の長老にあたる方から「最後は神頼みだよ。お参り行っといで。こういうのって馬鹿にできないんだから」と助言をいただきました。

 そこで私は、森のガイドをするときに安全や天気のことをお願いするように、心の中で森に祈願しました。そして、選挙が終わったら、当選しても落選しても森へ報告に行こうと。

 満月の瞑想を経て、翌朝、通い馴れた森へ一人で行きました。するとヒメギフチョウがひらひらと次々にやってきて、あたかも「よく来たね」と歓迎してくれているかのよう。
 
一番のお目当てだった、森と隣接した農地に一本だけ残された桜も満開で祝福ムード最高潮。無事当選できたことの感謝を伝え、帰ろうとした瞬間、何かが視界の端で動きました。

 「エゾリスのしっぽ?」と思い、正体を探してみると...エゾモモンガでした!
 もう正午近い時間帯で夜行性のエゾモモンガに出会えるとは全く予想していなかったし、そもそも、森の活動をするようになって16年以上経つにも関わらず、エゾモモンガを目撃したことは一度もなかったので、とても驚きました。

 そして、様々な要因が重なったのでしょうが、近づいても逃げることなく、至近距離でじっくり観察することができました。尿と糞の排泄の瞬間を動画で撮影できたほどです(参照:https://youtu.be/Z3xAF3eDvgs)。
 勝手な思い込みと言えばそれまでですが、そこに行きさえすれば、そのときの自分をまるごと受け止めてくれる、森の有り難さ、しみじみと。



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このブログ記事について

このページは、事務局が2015年6月14日 14:56に書いたブログ記事です。

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