理事退任の御挨拶

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2016年7月末日をもちまして、飯田みゆきさんが理事を退任致しました。

理事退任にあたり、飯田さんより皆様へ御挨拶を申し上げます。



理事辞任のあいさつ

飯田みゆき


2016年7月31日をもちまして、NPO法人日本森林療法協会の理事を辞任しました。

今まで支えていただきました皆様には、本当に感謝しています。

今後は、ひとりの森林セルフケアサポーターとして、「森の癒し」を語り継いでいきたいと思います。


思えば、2007年1月、NPO法人を作ろうという世話人会の席で、研修会のチラシ作成を頼まれたことがきっかけでした。当時、森林療法のNPO法人を立ち上げようという会合の場では、薬剤師は「医療関係者」とはみなされなかったため、私は「自然ガイド」の立場で参加していました。しかも、自然ガイドはベテランの方が大勢揃っていたので、オブザーバーとしての参加でした。


ところが、チラシの作成や初期の会報誌レイアウトなど、お手伝いとして関わっているうちに、内容をしっかり理解してほしいので、理事として関わってほしいと依頼を受けました。


私は、喜んで引き受けました。


この仕事にしっかり打ちこむために、働いていた薬局の社長に相談して週5回から週2回の勤務に変更させてもらいました。


あれから、9年の月日が流れました。

一言では語り尽くせない、さまざまな経験をさせてもらいました。


ひとつは、「森林セルフケア」という概念を確立できたこと。これは、「森の癒しってなんだろう??」と、迷いながらガイドをしていたときと比べると、大きな変化でした。


もうひとつは、「知名度アップ」への挑戦。「森林セルフケア」が確立してから、この概念を広めるために、どうしたらいいんだろう?? 何をしたらいいんだろう??? ということを常に考えてきました。会員さんからも、「なんとかして知名度をアップしてほしい」という要望をいつも聞いていました。


まだその答えは得ていませんが、一つのヒントは、やはり「セルフケア」です。


 「広報部門がなんとかする。」、「営業部門がなんとかする。」という考え方を変更し、ひとりひとりが心の中の「本当に伝えたいこと。」にアクセスし、「伝えたいことを表現することは安全である。」という立場に立つことなのではないかと思っています。


それは、個人個人のセルフケアによって成り立つものです。他の人の「伝えたいこと」を誰かが代わりに考えてあげたり、伝えてあげることはできないのです。


私は、『他の人の「伝えたいこと」を私が伝えていかなければいけない。』という固定観念に囚われていたようです。会員さんであっても、皆さんの「伝えたいこと」は皆さんのものであり、皆さんにはそれを自らの力で伝えていく能力が備わっている。

だから私は、自分の「伝えたいこと」をただ、自分で伝えていくことに決めました。


まずは、「個」としての飯田みゆきが確立すること。


その上で、もし、「本当に伝えたいこと」へのアクセスや、「伝えたいことを表現すること」への恐れや不安をお持ちの方がいたら、何らかのお手伝いできたら嬉しいなぁという野望も持っています。


これは、協会のミッションにある「エンパワメント」につながりますね。


すべての人は、問題を解決する能力を持っている。


その能力を花開かせることに私が関わることができるなら、この上なく幸せ者だなと思います。まだ遠い未来ですが、そんな自分を夢見て、NPO日本森林療法協会の理事を辞任します。


今まで関わってくださった皆様、本当に、本当に、ありがとうございました。


2016年8月17日

飯田 みゆき


このブログ記事について

このページは、事務局が2016年8月19日 21:38に書いたブログ記事です。

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