日本森林療法協会: 2010年11月アーカイブ

理事会便り~2010年9、10、12月

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 日時 2010925日(日)22:0024:00 北海道下川町森のなかヨックルA

    20101018()12:3015:00赤坂溜池クリニック会議室

    2010126()18:0022:00 国立オリンピック記念青少年総合センター301

9月から12月にかけて、3回にわたって理事会を開催し、今後の活動について方向性をまとめました。


森林療法ギャザリングから見えてきたこと

 昨年12月から実施した森林療法ギャザリングでは、合計6回、のべ46人の方と森と健康のこと、協会の活動について活発な意見交換を行ってきました。このギャザリングを通して見えてきたことは二つあります。一つは「森に行って健康になりたいという気持ちを持っている人が多くいること、もう一つは「森に行って健康になることを人に伝えたい。」という気持ちを持っている人が多くいることです。そこで、この二つをテーマとした活動を行うことを決定しました。


  1. 森林セルフケア体験会の実施

 森林療法ギャザリングを「森林セルフケア体験会」と名称変更して実施します。森林セルフケアとは、「森に行って自然に無理なく自分自身をケアする健康法」です。今までのギャザリングは森林療法について語り合うことを主な目的としていましたが、この森林セルフケア体験会は、森の中でできるケアの方法を体験し、自分と森と健康についていろいろな視点から探ってみようというものです。都市にある森から山深い森まで様々なフィールドで開催し、その場所での体験と自分の健康の関わりについて、ワールドカフェ方式で語り合いながら一人ひとりの森林セルフケアを見つけるお手伝いをします。


2.森林セルフケア講座の実施

昨年から休止していた研修会を「森林セルフケア講座」として新たなカリキュラムにて再開します。

20097月までの研修会は、森林を案内するガイドのための内容が多く入っていましたが、「森に行って自然に無理なく自分自身をケアする健康法」を学ぶ講座として内容を一新して開催します。なぜ森林で健康になれるのかなど、もっと詳しく勉強をしたい方のための講座です。この講座を学んだあとは、森の中で自分をケアする方法を自分で見つけることができることを目標にカリキュラムを組みました。室内編1日、実地編1日のカリキュラムです。


森林セルフケア講座~室内編 カリキュラム

森林療法概論

森林療法とは、森林のなりたち、日本の森林の現状、森林での安全管理

森林の健康効果

心とからだの健康のしくみ研究報告、実施事例

森林セルフケアのメニュー

五感をひらく樹林気功・呼吸法運動療法的な体験自然観察的な体験心理療法的な体験ひとりで過ごす体験森林作業体験などのメニューの紹介

森林セルフケアフィールド

勾配度樹種、場所など、様々なフィールドの紹介。


振り返りの時間

今日の話を聞いて、自分が感じたことを整理する時間

関東では2011226()(別紙チラシ参照)、関西では2011528()に実施予定です。

森林セルフケア講座~実地編 カリキュラム

実地は、いくつかの森林セルフケアを体験する講座です

五感を開く体験

五感を一つ一つ開く

樹林気功・呼吸法の体験

腹式呼吸法など

運動療法的な体験

脈拍を120くらいまで上げて歩く

自然観察的な体験

じっくり観察しながら、好きなものを自分で選ぶ

心理療法的な体験

ふりかえりシートを用いて森に入る前と後の気持ちに焦点をあてる

ひとりで過ごす体験

座ることが出来るシートを持って、一人で数分過ごしてみる。

振り返りの時間

自分自身を振り返って、何が自分に向いているかを考える時間。

関東では2011424()(別紙チラシ参照)、関西では2011529()に実施予定です。


  1. 森林セルフケアサポート研修(仮称)の実施

森林セルフケアを学んだあと、伝えたいという人のための研修会です。森を案内するガイドのための内容ではなく、森林で自然に無理なく自分自身をケアする方法を伝えるための研修会です。関東で65日に実施する予定ですが、まだカリキュラムが詰まっていませんので、これから考えていきます。


森の癒し案内人認定について

 森の癒し案内人の認定は引き続き実施します。研修会のカリキュラム変更に伴い、認定制度を変更しました森の癒し案内人とは「森を活用して自分自身をケアする"森林セルフケア"を学び、伝えることのできる人。」とし、森林セルフケア講座~室内編(旧基礎研修会・室内)+森林セルフケア講座~実地編(旧基礎研修会・実地)に加えて、森林セルフケア体験会1回+森林セルフケアサポート研修(仮称)に出席し、申請した人に認定します。201012月までに受講した研修会、部会などは以下の表にならって認定要件として数えます


認定制度:新旧対応表

【旧】201012月までの認定制度

【新】20111月からの認定制度

森の癒し案内人とは:森が健康に良いことを他の人に伝えることができる人材

森の癒し案内人とは:森を活用して自分自身をケアする"森林セルフケア"を学び、伝えることのできる人。

基礎研修会 室内(1日)

森林療法概論、医療分野と森林療法、福祉・療育分野の事例、森林・自然に対する基礎知識

森林セルフケア講座~室内編(1)

森林療法概論、森林の健康効果、森林セルフケアのメニュー、森林セルフケアのフィールド、振り返り

基礎研修会 実地(1日)

森林療法的なガイド実習、養生的な森林療法実習、森林カウンセリング実習、森林療法に適したフィールド

森林セルフケア講座~実地編(1)

五感を開く、樹林気功・呼吸法、運動療法的、自然観察的、心理療法的、ひとりで過す体験、振り返り

専門研修1回(1泊2日)あるいは

全国大会・森林療法フォーラム(1泊2日)

あるいは部会2回(2日)

部会に1回のみ参加していた場合、森林セルフケア体験会か森林セルフケアサポート研修(仮称)のどちらか一方の参加により認定要件を満たすものとします。2011年以降に開催される医療部会、森林療法フォーラムは認定要件に入りませんのでご注意ください。

森林セルフケア体験会1

200912月~201012月までの森林療法ギャザリング1回は、森林セルフケア体験会1回と数えます。

森林セルフケアサポート研修(仮称)1

すでに森の癒し案内人の認定を受けている人は、森林セルフケアサポート研修(仮称)を無料で受講することができます。

申請方法現行通り

       会員であること

   申請用紙にて事務局宛てに申請

   申請時、事務手数料として2000お支払いください。

   ・受理したのち、認定証を送付します。


森林療法フォーラム2011について(日程:20111022-23、場所:東京

 2011年の森林療法フォーラムは、東京で開催します。

 詳細なプログラムは未定ですが、22日の午前中に都会の森で森林セルフケア体験会、午後には会員発表、基調講演、懇親会を実施し、23日にはやや遠出をして東村山市の東京都立八国山緑地で森林セルフケア体験会を実施したいと思います。詳細は後日お知らせいたします。


事業計画ワークショップについて

会員の皆さんと一緒に事業計画を考えて、総会議案を作るワークショップを開催します。

こちらについては、これから詳細を考えていきます。


皆さまからのご意見・ご提案がありましたらよろしくお願いいたします。

(事務局 飯田 shinrin-jimu@live.jp


理事会便り~2010年6月20日

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日時 2010620日(日)17:0020:00

場所 赤坂溜池クリニック会議室

出席者:奈須憲一郎、佐藤栄児、降矢英成、牧村好貢、飯田みゆき


森林療法ギャザリングについて

 620日に3回目を明治神宮で実施し、8名の方が参加してくださいました。(理事会後の711日には京都御苑と北海道でも実施し、京都御苑には6名の方にご参加いただきました。)森を歩いた後にはワールドカフェ方式で話し合いを行い、森と健康との関係や協会の活動について活発な意見交換を行うことができました12月発行の会報誌には、1年間ギャザリングを実施してきた総括を載せたいと考えています。協会としての進むべき道を模索し始めてから約1年、会員の方と直接お話したり、メールやファックスでご意見をいただく中で、少しづつ方向性が見えてきています。12月の会報誌には、中途半端になっている資格や研修会のことも含めて、皆様にご報告できるようにまとめていく所存です。

 今後も、このギャザリングは続けていきます。今後は、基本スタイルはワールドカフェ方式をとりながら、森林作業や自然体験プログラムを体験するなど、幅を広げたギャザリングを企画していきたいと思っています。


森林療法フォーラム2010について(日程:92526日、場所:北海道下川町)

 申し込み先は、森林療法フォーラム 2010 実行委員会とし、共催のしもかわ森林療法協議会で宿泊の予約も受け付けていただくことになりました。参加者と交流したい方は、コテージの「森のなかヨックル」、温泉でゆっくりしたい方には「五味温泉」がおすすめです。

 ワールドカフェを体験できる時間を設ける予定です。

 少し遠いですが、ぜひこの機会に下川町へいらしてみてください。


今後の活動方針について

 12月の会報誌には、今後のある程度の展望を載せられるようにまとめていきます。今までいろんな方と話し合ってきた中で、森林療法に対して協会としてある程度の統一見解は必要であり、伝えていくことも考えていかなければいけないと感じています。森を活用して健康になろうとする人が増えるために、私たちにできることを具体的に提示していく時期に来ています。926日の理事会で話し合う予定なので、もう少しお時間をいただければと思います。

 

 新しく理事を選任しました。

牧村好貢氏を新たに理事に選任することといたしました。牧村氏は、今までも関西研修会などでご活躍されていたので、今後も中部関西地区を代表して当協会の活動にお力添えをいただけると思います。


皆さまからのご意見・ご提案がありましたらよろしくお願いいたします。

(事務局 飯田 shinrin-jimu@live.jp


理事会便り~2010年3月14日

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日時 2010314日(日)17:00~ 場所 新宿御苑近くの喫茶店

出席者:奈須憲一郎、佐藤栄児、降矢英成、牧村好貢、飯田みゆき、市川徳子 


森林療法ギャザリングについて

昨年126日に明治神宮で第一回、今年の314日新宿御苑で第二回を実施しました。第二回の新宿御苑では、一人の時間をとるなど、ミニ森林療法体験も行いました。その後の話し合いでは、森と人との関係についての様々な話をすることができました。今後は東京以外でも開催し、さらにいろいろな方とお話できる機会を作りながら、今後の活動につなげていきたいと思っています。

(京都御苑523日に予定していた京都御苑の森林療法ギャザリングは悪天候により711日に延期となりました。)

また、大自然での開催や、ゲストと一緒に考える会にするなど、森林療法ギャザリングの幅を広げていくことも視野に入れることになりました。


森林療法フォーラム2010について(日程:92526日、場所:北海道下川町)

タイトルは、「森林療法フォーラム in 環境モデル都市しもかわ 北の大地でギャザリング~森から生まれるエネルギー」と決定しました。下川町では開拓110周年記念行事の一つと位置づけるなど、地域ぐるみで開催をサポートしていただけることになりました。

理事会便り~2009年9月26日

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 森林療法フォーラム2009in草津の第一日目の夜、NPO法人日本森林療法フォーラムの理事会が開催されました。

【日時】2009927日(土)22:0025:00

【場所】ホテル中沢ビレッジ

【出席者】奈須憲一郎、佐藤栄児、降矢英成、飯田みゆき、市川徳子

 

今後の活動について

「森林療法ギャザリング」の定期的な開催を決定

前回の理事会では「森林療法とは、健康のために森林を活用すること」であり、NPO法人日本森林療法協会が目指すものは「森林を活用して健康になろうとする人が日本中に増え、気軽に実行できる環境を整えていくこと」であると、考えが集約されました。

 

 今回の理事会では、前回決定した4点の基本活動を具体化するために、現在、会員の皆様がどのように感じ、考えているのか、意見を聞きながら話し合うイベント「森林療法ギャザリング(ギャザーとは、集まりを意味します。)」を開催することを決定しました。

 各地の森で森林療法体験と交流の時間を持ち、皆様の意見を取り入れながら、今後の具体的な活動内容を考えていきたいと思います。

 第1回は、2009126日(日)13:0016:00明治神宮にて行うことになりました。今年一年、各地でこの森林療法ギャザリングを行い、皆様の意見を取り入れ、今後の活動に生かしていきたいと思います。

理事会便り~2009年7月18日

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 NPO法人日本森林療法協会の理事会が718日に開催されました。現在、理事会では、今後当協会がどのような方向で活動を行っていったら良いかを検討しています。

 

【日時】2009718日(土)18:3022:00、【場所】 赤坂溜池クリニック

【出席者】降矢英成、奈須憲一郎、五味愛美、佐藤栄児、飯田みゆき、市川徳子


NPO法人日本森林療法協会として、今後どのような視点で、どのような活動を行っていくかを話し合いました。

 

まず「森林療法とは?」ということから話し合いを始めました。その結果、「健康のために森林を活用すること」ではないかということになりました。森林を活用する活動には様々ありますが、「健康」という目的のために森林を活用するものが森林療法であり、「健康」という言葉の中には、健康増進、病気の治療、福祉・療育分野も含まれると考えられます。


では、NPO法人森林療法協会の目指すところは何でしょうか?それは、「森林を活用して健康になろうとする人が増えること」ではないかと考えました。森林保養地、病院の敷地、近所の公園など、様々な森林を活用して、健康になろうとする人が日本中に増えることが、当協会の目指すところではないでしょうか。


次に、そのためにどのような活動を行っていくことが必要かを話し合い、以下の4点の活動が基本の活動として挙げられました。

 

森林に行って健康になろうとする人を支援する。

森林に行って健康になろうとする人を受け入れる人材を育てる。

健康な森林作りと森林の紹介。

健康のために森林を活用する全ての人を繋いでいく。


今後は、この4点の活動に対して、具体的な活動内容を検討していく予定です。

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