事務局: 2011年3月アーカイブ

 2011年3月6日、明治神宮で昨年の「森林療法ギャザリング」を経て、記念すべき第1回森林セルフケア体験会が開催されました。今回も晴天に恵まれて、暖かい小春日和の中を気持ちよくすごすことが出来ました。毎回天候に恵まれて本当に感謝です。「われわれ何か持っていますね」・・・某心療内科医がにこにこと流行語をつぶやいていました。

 

体験会ということで理事と参加者の方が3つの組に分かれて森林セルフケアを体験しながらゆっくりと散策。宝物殿前の芝生に集合、感想や質問などを行なって終了、という流れ説明。早速歩き始めました。

 

 日曜日の昼下がり、明治神宮はたくさんの人でにぎわっていました。僕たちは原宿駅から一番近い南参道の鳥居をくぐりスタート。たくさんの人が歩く中、小さな橋に差し掛かりました。とても短い橋なので僕は今まで見過ごしていましたが、今日はそこで耳を済ませてみて五感を開く準備運動をしてみよう、という打ち合わせをしていました。左側、水の流れてくる方向に向かって目を閉じて耳に手を当てて意識を集中します。すると喧騒よりも小川の流れる音が良く聞こえてくるようになりました。参加者の方も同じ感覚を持っていただけて、とても驚いていました。

 

 境内に向かう大鳥居はくぐらずに直進。北参道に入ります。少しずつ人通りは少なくなり、門の一本手前を左に曲がります。するともう人は誰もいない森への入り口となります。暫く歩きもう一度五感を開く準備運動。今度は静けさの中に少しずつ、鳥の声や風の音を感じ取れるようになります。それから深呼吸の練習をします。腹式呼吸は副交感神経を優位にしてくれる呼吸方法なので森の中で行なうとフィトンチッドや揺らぎも手伝い、深いリラクゼーションを得ることが出来るのです。

 

 芝生に出ました。そこで靴を脱いで靴下になり芝生の上を歩きました。太陽の光をたっぷり受けた芝生はほんのりとした熱を帯び暖かいのです。

 

 約1時間20分の散策を終えて一度集合。それぞれにレジャーシートを配り好きな場所で過ごしていただく時間をとります。

 最後は輪になって今日の感想と質問などの時間。皆様からいろいろな感想を頂きました。

 

     意識を変えるだけでこんなに見えてくるものがあるなんて感動しました。

     ハーブの仕事をしていて森林療法に興味を持った。こんなに身近で簡単に行なえるなんて驚いた。

     耳を済ませてみて、水の流れる音が聞こえてきてほっとした気分になった。目だけでは捉えきれないものも感じられてとても楽しかった。

     意識して自分の感覚にフォーカスする、写真の仕事をしているがこれは新しい感覚。意識の集中で交感神経を高め、拡散で副交感神経をたかめてバランスをとる、楽しかったです。

     植物の気持ちを考えよう、と思った。ハーブの仕事に生かしたい。

     いつもの景色も違った意識で見たらリフレッシュできそう。

     自分を解放する手段を考えていた。今日は気持ちの解放ができた

     以前少し勉強してから玉川近くの雑木林でやっている。ぜひ来てください。

     ねこみみをしてせせらぎをかんじました。

 

 今回もいろいろな分野から参加していただいた皆様ありがとうございました。貴重な意見を参考にして今後に生かしたいと思います。またのお越しをお待ちしております。

 

 これからの季節、自然が元気になっていきます。ぜひ体験会にまだ来ていない方、お誘い合わせてきてみてください。

<終了しました>

【日時】2011年4月10日(日)午前10時~12時 11

鎮守の森でセルフケア体験会+森づくり体験

 

時】2011611日(土)~12日(日)

※最小催行人数に達しなかったため、中止となりました。

<終了しました>

当日の報告はこちら⇒森林セルフケア体験会in和歌山県高野山報告

開催日時】2011320日(日)13:00~3月21日(月・祝)14:00

案内をしていただくのは金剛峯寺の山林を管理しているセラピーガイドの方です。

詳しくはこちら⇒金剛峯寺山林部 ブログ

1月30日下見に行ってきました。

その様子はこちら⇒高野山の下見の様子

時】2011424日(日)10:00~17:00

終了しました。

当日の様子はこちら⇒森林セルフケア講座~実地編報告

次回の東京での開催は10月9日(日)です。

 

 2011年2月26日(土)、足立区の北千住「学びピア21」生涯学習センターにて第1回目となる「森林セルフケア講座の座学編がおこなわれました。参加された方は6名。今回もさまざまな分野からお越しいただきました。本当にご参加ありがとうございました。

 当協会の活動の柱に「セルフケア」を打ち立ててはじめての活動となりました。この講習会に向けて理事で話合い「森林セルフケア」を自分自身が実践するに当たって必要な知識を出し合い検討。その結果以下の項目についての講義を作成いたしました。

<カリキュラム>

1.森林療法概論 担当:飯田

 森林療法とは、森林セルフケアとは、森林の成り立ち、日本の森林の現状、森林での安全管理について

2.森林の健康効果 担当:佐藤

 心と体の連携について、自律神経について、五感について

3.森林セルフケアのメニュー 担当:飯田

 五感を使う、自然観察的、呼吸法、心理療法的、運動療法的、森林作業体験

4.森林セルフケアのフィールド 担当:牧村 

 森林セルフケアに適したフィールドなど

 昼食時、荒川の河川敷からは建設中の「東京スカイツリー」が見えました。

 青い空と遠くまで景色が見渡せる河川敷。たくさんの人でにぎわう週末の風景を見て北海道で暮らす方が「こういう景色が近くにあるなら東京で暮らしてもいいかも」なんていっていました。

 

 すべての講義終了後、理事4名と参加者全員でワールドカフェを実施。

 進行は理事長の奈須さん。今回は2グループに分かれて2ラウンド行いました。

 

 初めのトークテーマは「ため息について」。

 ため息と言われると殆どの方がネガティブな発想になりました。「妻の一言にため息」「職場の新人にため息」など。どちらかと言えばポジティブな意見として「自分の仕事を終えてため息」などが上がりました。その中から見えてきた意見として「ため息は悪いものを吐き出す体の反応」だとか「自律神経の反応」などがあがりました。ポジティブ、ネガティブに関わらず張り詰めていた自分を解放するため、あるいは一旦自分を落ち着かせる為の体の無意識な反応で、「副交感神経を高める深い呼吸」なのでは、という意見でなんとなく腑に落ちたが感じがありました。

 

 メンバーを変えての2ラウンド目のテーマは「今日ここに来て改めてあなたにとって森とは」。意見としては「実家の裏には大きな公園があったけど、そこにある風景としか捉えていなかった。」「都内の素敵な公園や里山でセルフケアがみんなの習慣になって欲しい」「弱さの情報公開がすんなり出来る場所」などがあがりました。

 

 最後にみんなで本日の感想を一言ずつ。

     一度ゼロにもどしてはじめてみよう、と思った。

     呼吸を意識できる柔軟性を大切にしたい。「揺れる」ことも大切にしたい。

     みんなそれぞれ悩んでいるんだなって知れてホッとした。都会の人と地方の人が協力してどんなふうに環境を守っていけるのかを考えて行きたい。

     都心に住む方々のニーズを知れる良い機会になった。

     住む環境によってさまざまな生活のスタイルがあり、ストレスがある。自ら動いてセルフケアを実践していきたい。

     「弱さの情報公開」と言う言葉が印象的だった。心の揺れや弱さを見過ごさないで、それも含めて自分であることを受け入れて表に出して行きたい。

     国際森林年、みんなに森にいってほしいと言う思いが有る。セルフケアと言う言葉に惹かれてここにきた。ハピネスを見つける、と言う言葉が印象に残った。人に勧めて行きたい。

     具体的にその人の発見を促すすべを身につけられたら。自律神経を科学的に計測できると言う事におどろいた。

 

 たくさんの意見、ありがとうございました。実施している我々にもたくさんの発見があり勉強になりました。実地講座も是非御参加ください。今後とも皆様の御参加をおまちしております!!

 

 

 

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