森林セルフケア講座の最近のブログ記事

5月には台風なんか来ないという思い込みがあり、天気予報もあまり当てにしていなかったのだが、しっかり台風さなかの実施となってしまった。

 

今回は沖縄、広島、岡山、東京、名古屋など遠方の人が約半数で帰宅困難者がでないかどうかとても心配したのだが、皆さん、日程の入れ替えに快く応じてくださり、とてもありがたかった。

 

 遠方から来られただけあって、熱心でかつ豊かな感性をもたれた人が多かった。天候が悪いなか140haの公園が貸し切り状態となり、公園を管理されている池口様の全面的協力もあり、ゆっくり、のんびり落ち着いた雰囲気の森を味わうことが出来、参加者の感想もよかった。

 

雨の日のプログラムも何度かやっているが、今回はワールドカフェで新たなアイデアが出てきた。柔らかな頭の持ち主が何人もいて、雨音、新鮮な緑、しっとりした空気感を味わえたのは当然ながら、雨の中を裸足で歩き、土や芝の感触を味わう、雨の中で座ったり寝転んだりも良いのではないかという大胆な意見も出たのには少し驚いた。ストレスからの解放やこの季節のもやもや感を発散させるという意味でよさそうにも思ったが、今回のような参加者であれば出来たのかもしれない。この公園にはトイレがいたるところにあり、足湯を楽しむことも出来るので、面白いかもしれない。普段は天気のいい時にしか公園に行こうと思わなかったりするのが、仲間がいると行けたり、裸足で歩けたり、ヤマナメクジ(体長7cmほど)に触れたり、とセルフケアといってもグループでやる意味は大きいのかも。もちろん、多くの人は20分ほどの雨中でのセルフケアもとても心に残ったようだ。

 

 今回の万博公園内の自然文化園はパビリオンを壊したあとの瓦礫の上に造られた再生された森なのだが、見事に育ち生物多様性も豊かなものだった。照葉樹林の樹冠の中を歩く(キャノピーウォーク)もほとんどの参加者には初体験だろうし、森を俯瞰するなど今までに無い森林体験が出来たし、オオタカの巣を見たり、モリアオガエルの泡のような卵を見るなど都会では味わえない驚きの発見は参加者にも印象深かったようだ。

 適度な勾配のある土の道があり、その脇にはビオト-プやせせらぎがあり、森林散策で五感を開くメニューには事欠かないほどよい森だった。身近な森に感謝。

 また、室内での講座も窓からは緑が見えたり、休憩時間には生き物の標本だけでなく、生きているモリアオガエルやカワニナや淡水魚がいたり、またさまざまな森の素材で出来た展示物があり、飽きることのない時間だったのではないか。

 

 講座を終えた後、近くの森で早速にご主人を連れてセルフケアをされた方からお礼のメールをいただいたが、森林療法でなく森林セルフケアはより身近に感じてもらえ

たようだった。

424、東京都東村山市にある八国山緑地(通称トトロの森)にて、森林セルフケア講座実地編が行なわれました。数日前まで雨の予報、昨日はあたしのような天気だったのが嘘のよう、すっきり空は晴れ渡っていました。関東近郊、遠くは長野から足を運んでいただき総勢9名の方にご参加頂きました。八国山から徒歩約10分の多摩湖ふれあいセンター会議室に10時集合。自己紹介と心理療法体験ワークシートを記入していただき早速森に出かけます。

 

午前中のメニューは

     五感を開く体験

     腹式呼吸法・樹林気功の体験

     運動療法的な体験

 

12時過ぎにはふれあいセンターに戻り昼食を取りました。

 

午後のプログラムは

     自然観察的な体験

     心理療法的な体験

     ひとりですごす体験

 

そして全員でワールドカフェを行い意見交換。2ラウンド行ないました。

 

テーマその①

「東京の里山を体験して感じたこと」

     公園と違い人の手と自然の両方から作られていることを知った。

     いろいろな木の混ざり具合がとても気に入った。

     昔の人の生活をかんじられた

     たくさんの分かれ道が合ってわくわくした。

     起伏があって楽しい。

     見ようと意識することでいろいろなものが見えてくる。

     里山について書いてある案内板などから昔の方の知恵を感じた

     地球とつながるイメージ、自然のリズムを感じた

   

20分で1ラウンド終了。メンバーを半分入れ替えます。第2ラウンドのテーマは

「今日体験した中で自分に合っていると思ったメニューとその応用など」

     その時の自分の心境によってやってみたいものが違うと思う

     動物についてもっと知りたい

     もっともっとどこまでも走ってみたい

     すべてではなく自分にあっているものだけでよいというところで気が楽

     昼食を作る

     絵を描いて気持ちを表現する

     踊っちゃう

     声の響きや楽器

 

最後の感想では

     震災から気がずっとめいっていたけど、今日を通じて前を向いて自分のやれることをしっかりやろうと思えた

     振り返りを行うことで皆さんの意見が聞けてよかった。

     青空の下、自然の中で話し合いなどのイベントを行なってみたい

     一人で、好きに過ごしていいという時間がとても貴重なものとなった。

     ずっと続いていた咳が止まった。心と体の風通しが良くなった感じがする

     少し足を運ぶことでこのような自然が残されていることを知れてよかった。

・こういった場所でゆっくりと滋賀時間が自分の退避場所になる感覚。こういう時間は大切だと思う

 

震災の影響がありながらも多くの人にご参加いただけたことを感謝いたします。一通り体験していただいたのですが、今後は一つ一つの発展した形のイベントというのを求められていると感じました。少しずつですが皆様の意見を反映させながらプログラムの充実を図っていきたいと思います。今回も皆様ありがとうございました。

 2011年2月26日(土)、足立区の北千住「学びピア21」生涯学習センターにて第1回目となる「森林セルフケア講座の座学編がおこなわれました。参加された方は6名。今回もさまざまな分野からお越しいただきました。本当にご参加ありがとうございました。

 当協会の活動の柱に「セルフケア」を打ち立ててはじめての活動となりました。この講習会に向けて理事で話合い「森林セルフケア」を自分自身が実践するに当たって必要な知識を出し合い検討。その結果以下の項目についての講義を作成いたしました。

<カリキュラム>

1.森林療法概論 担当:飯田

 森林療法とは、森林セルフケアとは、森林の成り立ち、日本の森林の現状、森林での安全管理について

2.森林の健康効果 担当:佐藤

 心と体の連携について、自律神経について、五感について

3.森林セルフケアのメニュー 担当:飯田

 五感を使う、自然観察的、呼吸法、心理療法的、運動療法的、森林作業体験

4.森林セルフケアのフィールド 担当:牧村 

 森林セルフケアに適したフィールドなど

 昼食時、荒川の河川敷からは建設中の「東京スカイツリー」が見えました。

 青い空と遠くまで景色が見渡せる河川敷。たくさんの人でにぎわう週末の風景を見て北海道で暮らす方が「こういう景色が近くにあるなら東京で暮らしてもいいかも」なんていっていました。

 

 すべての講義終了後、理事4名と参加者全員でワールドカフェを実施。

 進行は理事長の奈須さん。今回は2グループに分かれて2ラウンド行いました。

 

 初めのトークテーマは「ため息について」。

 ため息と言われると殆どの方がネガティブな発想になりました。「妻の一言にため息」「職場の新人にため息」など。どちらかと言えばポジティブな意見として「自分の仕事を終えてため息」などが上がりました。その中から見えてきた意見として「ため息は悪いものを吐き出す体の反応」だとか「自律神経の反応」などがあがりました。ポジティブ、ネガティブに関わらず張り詰めていた自分を解放するため、あるいは一旦自分を落ち着かせる為の体の無意識な反応で、「副交感神経を高める深い呼吸」なのでは、という意見でなんとなく腑に落ちたが感じがありました。

 

 メンバーを変えての2ラウンド目のテーマは「今日ここに来て改めてあなたにとって森とは」。意見としては「実家の裏には大きな公園があったけど、そこにある風景としか捉えていなかった。」「都内の素敵な公園や里山でセルフケアがみんなの習慣になって欲しい」「弱さの情報公開がすんなり出来る場所」などがあがりました。

 

 最後にみんなで本日の感想を一言ずつ。

     一度ゼロにもどしてはじめてみよう、と思った。

     呼吸を意識できる柔軟性を大切にしたい。「揺れる」ことも大切にしたい。

     みんなそれぞれ悩んでいるんだなって知れてホッとした。都会の人と地方の人が協力してどんなふうに環境を守っていけるのかを考えて行きたい。

     都心に住む方々のニーズを知れる良い機会になった。

     住む環境によってさまざまな生活のスタイルがあり、ストレスがある。自ら動いてセルフケアを実践していきたい。

     「弱さの情報公開」と言う言葉が印象的だった。心の揺れや弱さを見過ごさないで、それも含めて自分であることを受け入れて表に出して行きたい。

     国際森林年、みんなに森にいってほしいと言う思いが有る。セルフケアと言う言葉に惹かれてここにきた。ハピネスを見つける、と言う言葉が印象に残った。人に勧めて行きたい。

     具体的にその人の発見を促すすべを身につけられたら。自律神経を科学的に計測できると言う事におどろいた。

 

 たくさんの意見、ありがとうございました。実施している我々にもたくさんの発見があり勉強になりました。実地講座も是非御参加ください。今後とも皆様の御参加をおまちしております!!

 

 

 

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